北方領土を視察

納沙布岬にある「北方館」・「望郷の家」を見学。ここには北方領土の関係資料が展示されています。また、海氷観測等を実施する海上保安庁航空機に搭乗し、国後島・歯舞群島の一部やオホーツク海の様子を上空から視察しました。

北方領土問題が解決されず、日本とロシアの間には平和条約が締結されていません。この異常な状態に終止符を打つために、安倍内閣は全力を挙げて取り組んでいます。

オホーツク海では、北方からの大量の海氷を確認することができました。海上保安庁の「海氷情報センター」では、海氷の情報を収集し、漁業者等にいち早く発信するなど、海上の安全確保に取り組んでいます。

根室市の花咲港では、巡視船「くなしり」に乗船視察するとともに、過酷な環境で活躍する根室海上保安部の皆さんを激励しました。海上保安官は、極寒の地においても海難救助や日本漁船の安全確保、外国漁船の監視・取締り等に日夜従事しています。特に、北方四島周辺海域では、常時巡視船艇を配備し日本漁船の安全操業のため取り組んでいるところです。