木原稔
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みのる日記 : 2010年9月27日(月曜日)

2010年9月27日(月曜日)

button_blue中国人船長釈放の舞台裏(4)

 

「地検の判断だった」 「指揮権は発動していない」

 

官房長官や外務大臣または法務大臣の発言です。政府は都合が悪くなれば政治主導を引っ込めてしまいます。しかし誰も額面どおりに受け取っていませんね。明白な嘘です。

あらゆる角度からの情報で政府の指示だと断定できます。地検の判断だと公言する政治家がいたら、即刻辞めてもったほうがいいでしょう。その人は嘘つきか政治センスがない政治家だからです。

 

「わが国国民への影響」 「今後の日中関係を考慮」

 

那覇地検の説明による釈放の理由です。検察は毅然と社会正義を貫くことが使命のはず。いつから国際的な政治判断をするようになったのでしょうか。決してあってはならないことです。

しかし、政府からの圧力を臭わすことができました。現場の地検幹部のささやかな抵抗だったのかもしれません。

 

政府は2つの過ちを犯しました。

1つは、犯罪者を無条件に釈放したこと。

もう1つは、地検に責任を負わせたこと。

 

現行犯の犯罪者を無条件に釈放したことで、尖閣諸島の帰属を曖昧にしました。さらにテロに屈したことは世界中の日本に対する評価を急低下させました。

 

また、地検に対する国民の信頼が地に落ちました。社会正義を実現するはずの誇り高き日本の検察が、誤った政治主導に屈してしまったことを世に知らしめてしまいました。国民は犯罪に巻き込まれた際に何を拠りどころすればよいか不安になったはずです。

 

さらに、検察審査会で「起訴相当」議決となり強制起訴が確定した場合、政府は中国から船長を呼び戻すことはできるのでしょうか。そんな交渉は現実として不可能ですね。この点からも、身柄がある間に「国内法に基づいて」起訴をして一定の処分を下すべきでした。

 

今後、もし尖閣諸島が中国に軍事攻撃を受ければ、日米安保条約の発動となり米国は尖閣諸島を守る軍事行動をとる「はず」です。しかし、日本自身が主権や領土を守る覚悟があることを示さなければ、いくら同盟国であっても本気で対応してはくれません。竹島問題が悪い例です。日本政府のとっている覚悟のなさを見透かされているのです。

 

尖閣諸島に日本の主権が及ぶことを日本政府が強く意識しなければなりません。守るために戦う覚悟を示してこそ、初めてその領土への主権に正当性が認められるのです。

 

(おわり)

 

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投稿者 minoru | カテゴリー: | 投稿時間 06時39分52秒

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