故・李登輝先生弔問団を派遣

中華民国元総統の李登輝(り・とうき)先生の逝去に伴い、日華議員懇談会(日華懇・古屋圭司会長)は日本台湾交流協会と合同で弔問団を派遣することを決め、本日、記者会見しました。

団長は、森喜朗先生(元内閣総理大臣)にお願いしました。

弔問団は8月9日に日帰りで台北を訪問しますが、台湾政府とも協議をしたうえで、一般客と隔離されたチャーター機を利用する事や、事前にPCR検査の陰性証明書を持参する等、コロナ禍に十分配慮した渡航となります。

我が国からの弔問団は、各国の中で最も早い台北訪問となるとのこと。蔡英文総統との面談も予定されています。

ミサイル防衛検討チームからの提言

本日、自民党ミサイル防衛検討チーム(小野寺座長)が取りまとめた《国民を守るための抑止力向上に関する提言》を受け取りました。

検討チームは多岐にわたり精力的に会合を重ねてきました。私は政府側代表として計7回全てオブザーバー参加し、提言に至る過程を拝聴しました。

まずは、イージス・アショアの代替機能の確保や経空脅威への対応の必要性が挙げられています。

次に、飛来するミサイルの迎撃だけを行っていては防御しきれない恐れがあることから、相手領域内でも弾道ミサイル等を阻止する能力の保有を含め、早急に結論を出すことが挙げられています。

ただし、それは憲法の範囲内で、国際法を順守しつつ、専守防衛の考え方のもと、日米の基本的な役割分担を維持したうえでの抑止力を向上するための新たな取り組みであるべし、とのこと。

政府ではNSC(国家安全保障会議)において議論が始まっていますが、更に今回の提言を受けとめ、しっかりと新しい方向性を打ち出し、速やかに実行していく所存です。

炊き出しボランティア活動

令和2年7月豪雨で甚大な被害を受けた熊本県人吉市を訪問しました。被災後3度目ですが、徐々に瓦礫の除去が進んでいます。建設業界はじめボランティアの皆さんには敬意を表します。

今回は青井阿蘇神社の境内にて「NPO法人九州ラーメン党」が主催する炊き出しボランティア活動にスタッフとして参加させていただきました。

7月31日には「被災者の生活と生業(なりわい)の再建に向けた対策パッケージ」を閣議決定。政府はこれからも必要に応じて支援を惜しまない覚悟です。

李登輝先生が逝去されました

昨夜、中華民国元総統・李登輝(り・とうき)閣下が逝去されたと一報が入りました。98歳。ひとつの時代の終焉を感じます。

京都帝国大学から学徒出陣されるなど、戦前の日本に尽くされました。その後は現実主義の政治家として世界の中心人物の一人であり続けられたことに敬意を表します。いただいた現代日本に対する数多くのご指摘は、今でも私の道標となっています。

台湾との政治的な窓口である歴代自民党青年局長のひとりとして、また、日華議員懇談会事務局長として、これからも日本と台湾との絆を大切に紡いでいくことを誓います。

安らかな眠りをお祈り申し上げます。(李登輝先生は敬虔なプロテスタントでした)

約8年前の【みのる日記】2012年5月15日「台湾訪問3」を再掲します。
https://kiharaminoru.jp/blog/2012/05/15/1984/

国税の申告・納付等の延長について

この度の「令和2年7月豪雨」による被災状況を踏まえ、下記(写真)の通り熊本県のうち被害が大きい地域を対象地域として、国税の申告・納付等の期限を延長することとします。

申請は不要です。

また、指定地域外に納税地がある方(熊本県内)であっても、災害により申告・納税を期限までにできないときは、個別に対応しますので、最寄りの税務署へご相談ください。

お知り合いの被災者へお伝えいただくと幸いです。