昨日の夕方は有楽町マリオン前で街頭演説をしました。毎週火曜日18時からの「プロジェクト日本復活」街頭演説は恒例となりました。選挙区の熊本市では各所で演説を重ねてきましたが、そういえば東京で演説をする機会はありませんでした。大学生時代の友人や会社員時代の同僚が、噂を聞きつけて演説を聴きに来てくれます。たまたま通りかかった取引先だった方も立ち止まってくれます。東京在住の熊本県出身者の方も話しかけてくれます。選挙区にとらわれず訴えを続けていく必要性を感じました。
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朝一番の便で上京。1月5日に始まった通常国会も明日が会期末です。補正予算関連法案や海賊対処法案など成立を急ぐ法案の審議が未了です。また、長年の懸案である臓器移植法案も議論の途中です。延長は仕方ないことだと思います。不思議なのは、民主党が延長に反対したこと。先の党首討論では、民主党代表が「世襲制限や政治資金規正法の改正法案を提出した。今国会中にしっかり議論したい。」と言われました。自民党内でも議論が深まっており大変期待していたのですが、なぜ会期延長に反対なのでしょうか?法案提出はパフォーマンス?本気でやる気持ちが伝わりません。結局、与党だけの賛成多数により、7月28日までの55日間延長を決めました。
憲法52条:国会の常会(通常国会)は、毎年一回これを招集する。
国会法10条:常会の会期は、百五十日とする。・・・・
国会法12条1項:国会の会期は、・・・これを延長することができる。・・・
国会法12条2項:会期の延長は、常会にあっては一回・・・を超えてはならない。
感情移入
裸足か運動靴か
財源
各種団体の総会で補正予算の説明などをさせていただいております。余談ですが、政府与党の約15兆円の補正予算の対案として、民主党は2年間で20兆円超の景気対策を提言していました。賛否は別として、実はメニューも同じようなものが多いのです。大きな違いは【財源】。政府与党の財源は、「いわゆる埋蔵金」と「赤字国債」と足りない分は「3年後の消費税アップ」。今後3年間で徹底して無駄を省く事を約束しています。一方の民主党は、「予算の組み換え」・・・だけ?年間の税収が40兆円程度の中からどうやって2年間で20兆円を捻出するつもりだったのでしょうか。【財源】を明確に示すことができなければ、「政権担当能力」があるとは言えません。選挙の前なので消費税の話はしない方がいいのでしょうが、政権与党は大事なことを誤魔化すことはできません。

