●この連休中、各校区や地域での共通の行事が「どんどや」です。日本各地で行なわれる小正月(1月15日)の火祭りです。どんどやの由来をご覧下さい。もともと神事として神社で行うものですが、熊本は自治会の行事として文化が継承されているようです。
57年ぶり
●57年ぶりの衆議院再議決が行われました。歴史的な瞬間です。「テロ対策海上阻止活動に対する補給支援活動の実施に関する特別措置法案」いわゆる「新テロ特措法」を可決しました。出席議員:473名(316票で3分の2)、賛成(白票):340票、反対(青票):133票でした。確かに、この法律はベストとは言えません。しかし、現行憲法の枠組みの中で、世界各国から理解される日本の国際貢献を模索する必要がありました。国際貢献の上に国際社会からの信頼があり、その信頼の上に貿易や金融取引等が行われます。その結果、国民の日々の暮らしが成り立っているのです。後世ではすべての国民の皆様から理解されるものと確信しています。
●羽田空港 ⇒ 熊本空港
話題
●日中は熊本に滞在し、挨拶回りと複数の新年会への出席。皆様方との話題の中心は、①熊本県知事選挙の展望 ②衆議院解散総選挙の時期 ③会期末での新テロ特措法の行方 ④ガソリンの高騰 ⑤今年の景気、ほぼこれらに集約されるようです。熊本での世相が伺えます。
③の話題でもある「新テロ特措法」の衆議院での再議決のため最終便で上京しました。参議院では民主党案も否決されたとのこと。野党も足並みが揃っていないようです。政権与党として、しっかりと現実を踏まえ、テロ根絶・シーレーン確保・世界各国からの信頼回復という観点から粛々と採決を行って参ります。
吉崎プロ
●自民党熊本県連役員会、「自民党熊本県連 新年の集い」に出席。その後、熊本県知事選挙に関する記者会見に同席。自民党熊本県連は蒲島郁夫氏に正式に出馬の要請を行ったと発表。
●「LPGA会員 吉崎千晃プロを激励する新年の集い」を開催。坂田塾一期生で女子プロゴルファー吉崎千晃(よしざきちあき)さんの後援会長を仰せつかっています。
後手
●昨日、「特定フィブリノゲン製剤及び特定血液凝固第Ⅸ因子製剤によるC型肝炎感染患者被害者を救済するための給付金の支給に関する特別措置法案」を議員立法の「賛成者」として衆議院に提出。本日の衆議院本会議で可決されました。法案前文の一部を紹介します。
『・・・政府は、・・・責任を認め、感染被害者及びその遺族の方々に心からおわびすべきである。さらに、・・・再発防止に最善かつ最大の努力をしなければならない。・・・本件においては、そのような企業の責任が問われるものである。・・・』
平均2,000万円の給付金受給者が約1,000名いると計算して、厚生労働省は200億円を予算計上します。
C型肝炎訴訟に関し、政府は司法・行政の範囲ではどこまで出来るかを最大限考えたようですが、結果は全員一律救済できないということでした。最終手段として議員立法での解決となります。対応が後手後手になってしまったことを反省し、可及的速やかな成立を願います。