日英同盟に向けて

英国のベン・ウォレス国防大臣が来日。菅義偉総理とともに総理官邸にて表敬を受けました。

日本と英国の防衛協力については、これまでの歴史を踏まえながら、長い時間をかけて協議し、着実にステップアップしてきました。

この夏、英国空母「クイーン・エリザベス」を中核とする空母打撃群がインド太平洋へ展開し、更に日本へ寄港します。この派遣は日英関係が「新たな段階」に入った象徴ではないでしょうか。わが国としては大いに歓迎するところです。

今回の英国空母の日本寄港がFOIP(自由で開かれたインド太平洋)の実現、そして地域と国際社会の平和と安定に資するものとなることを確信してます。

駐日トルコ共和国大使館を訪問

着任したばかりのコルクット・ギュンゲン駐日トルコ大使(H.E. Mr. Korkut GUNGEN, Ambassador Designate of the Republic of Turkey to Japan)と初対面の際に約束したランチ・ミーティングが実現しました。

背後にある船の模型はエルトゥールル号です。長い友好の歴史があるトルコとは、引き続き戦略的パートナーとして二国間関係の強化に取り組みます。

こども政策推進体制検討チーム

長年の課題である少子化問題を克服するため、子供を産み・育てやすい社会を実現します。そのためには、子供の成育過程において必要となる施策を一体性をもって実施・推進していかねばなりません。

また、子供を取り巻く環境が変化する中で、例えば子供を性暴力から守るための日本版DBS(わいせつ行為歴照会制度)の創設などが昨今求められているところ。新たな課題にも速やかに対応していくことが重要です。

そうした機能を有し、子供に関する政策を統括する行政組織「こども庁(仮称)」の設立に向けて、本日「こども政策推進体制検討チーム」が発足しました。私が事務局を務めます。関係省庁が緊密に連携し、政府一丸となって取り組んでまいります。

伊吹文明代議士が引退表明

今期限りで政界引退を表明された伊吹文明(いぶき・ぶんめい)元衆議院議長を訪ねました。

伊吹先生のご功績は多岐に渡りますが、特に「天皇陛下奉祝議員連盟」の会長として、上皇陛下が天皇陛下として迎えた御即位30年を記念した行事や、今上陛下への御代がわりを記念した行事を主催されたのは印象深いところです。

古屋圭司幹事長とともに、私は議連の事務局長として伊吹会長を支えてきました。たくさんのご指導と得難い経験を頂戴したことに心から感謝しています。

第9回太平洋・島サミット(PALM9)

「Pacific Islands Leaders Meeting」略してPALM、パームと読みます。1997年以来、3年毎に日本で開催してきました。アフリカ開発会議(TICAD)と並び日本の途上国外交の象徴的な取組です。

9回目となる今回は三重県志摩市で開催予定だったのですが、感染症対策のためテレビ会議方式での実施となりました。18の国・地域(14の太平洋島嶼国、仏領の2地域、オーストラリア及びニュージーランド)が参加しました。

事前の3日間に渡り、菅総理は各国首脳と一対一のバイ会談を実施し直接対話しました。一部の国は日本の委任統治や占領を経験しており、日系人・戦後遺骨収集・慰霊事業など歴史的なつながりを持ちます。安全保障や漁業資源の観点からも重要な国・地域です。

本日、「自由で開かれたインド太平洋」に基づいた日本の対太平洋島嶼国政策を「太平洋のキズナ政策」として発表しました。私が座長として取りまとめた政策です。具体的には成果文書をご覧ください。

https://www.mofa.go.jp/mofaj/a_o/ocn/page23_003426.html

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