選挙権年齢の引き下げ

選挙権年齢を18歳に引き下げるための「公職選挙法等の一部を改正する法律案」を衆議院に提出しました。

前提として、昨年改正した「日本国憲法の改正手続に関する法律」によって、憲法改正に向けた国民投票権年齢は18歳に引き下げられることが決まっています(公布後4年経過が必要。その間に選挙権年齢が18歳に引き下げられた場合は4年を待たない)。

国民投票権と選挙権は異なるということ。

そして、今回選挙権年齢はが18歳に引き下げられたとしても、成人年齢が20歳から18歳になるわけではありません。今回の法案が成立すれば「大人になる前に選挙に行けるようになる」ということなのです。

果たして、これでよいのかどうか。私は当初は、国民投票権や選挙権年齢の引き下げ自体に反対でした。若者の精神年齢は低下している状況で、18歳の少年が主権の最たる選挙権を行使するに値する存在足りえるのどうか疑問だったからです。

しかし、よく分析した結果、現在は前向きに考えています。20代の投票率が極めて低い我が国において、18歳の高校生に国民投票権や選挙権を付与することで、学校教育の現場で憲法の事、政治や政策の事、法治国家日本における選挙権の重要性をリアルに学ぶチャンスが増えるからです。

若者の投票率が飛躍的に向上する可能性に期待します。

今後は、民法や少年法を改正していく必要性を感じています。すみやかに成人(大人)年齢を18歳に引き下げなければなりません。憲法改正国民投票権や選挙権などの権利に対しては、日本国民としての義務が伴います。大人としての義務を果たしてこそ、あらゆる権利を行使し、自己責任のもとで自由を謳歌できるにちがいありません。

この点について、国会には様々な意見がありますが、まずは党内の意見集約に向けて積極的に関与して参ります。

地方創生について

予算委員会などで活発に議論されている「地方創生」について基本認識を示しておきます。

●地方創生が目指すものは何か?

人口減少と地域経済縮小の悪循環というリスクを克服する観点から、東京一極集中を是正する、若い世代の結婚・出産・子育ての希望をかなえる、地域の特性に即して地域課題を解決するという基本的な視点の下、まち・ひと・しごとの創生と好循環の確立により、国民の希望を実現して人口減少に歯止めをかけ、50年後に1億人の人口を確保し、活力ある日本社会の維持を目指していきます。

●地方創生は、これまでの地域活性化とは何が違うのか?

国として、人口減少問題の克服に初めて本格的に取り組み、地方を主役に捉え、各省庁の縦割りを排し、具体的な目標を定めつつ、政策評価を行う「異次元の取り組み」です。

地方に新しい価値を生み出し、「ひと」が「しごと」を呼び、「しごと」が「ひと」を呼ぶ好循環を構築します。そのためには、これまでの地域活性化とは異なり、地方が主役となり、地域特性に応じた地方創生を展開することが必要となります。国は伴走型支援(情報支援、人材支援、財政支援)を行います。

●「まち・ひと・しごと創生総合戦略」のポイントとは何か?

日本の人口の将来の姿を示し、今後目指すべき将来の方向を提示する「まち・ひと・しごと創生長期ビジョン」を実現するため、今後5か年の目標や施策の基本的な方向、具体的な施策を提示するものが、「まち・ひと・しごと創生総合戦略(総合戦略)」です。

「しごと」と「ひと」の好循環として、また併せてこの好循環を支える「まち」の活性化として、次の目標に対応する施策を提示しています。

具体的には、

(1)2020年までの5か年で地方での若年雇用30万人分創出などにより、地方における安定的な雇用を創出する。

(2)現状、東京圏に10万人の転入超過があるのに対して、これを2020年までに均衡させるための地方移住や企業の地方立地の促進などにより、地方への新しいひとの流れをつくる。

(3)若い世代の経済的安定や、「働き方改革」、結婚・妊娠・出産・子育てについての切れ目のない支援などにより、「若い世代の結婚・出産・子育ての希望をかなえる。

感謝

昨年12月の総選挙以降、慌ただしい日々が続いてます。

いよいよ1月26日(月)から通常国会が始まります。

与党所属の国会議員として、平成27年度税制改正大綱・平成26年度補正予算案・平成27年度当初予算案それぞれの作成作業に携わり、なんとか閣議決定までたどり着きました。ようやく一段落と思いきや、今週は通常国会にむけて提出予定法案概要説明のための部会の開催です。

自民党青年局長として、役員連絡会や総務会への出席、3月8日に延期した党大会の準備(司会)、海外から訪日する要人の対応や地方選挙の応援要請もあります。

合間を縫って地元選挙区での新年会等行事参加や挨拶回りも欠かすことはできません。当然ながら年末年始や休日を返上することになりました。私の活動を支えてくれる熊本事務所や国会事務所のスタッフに感謝してます。

やはり健康管理と家族の理解が大切だなとあらためて感じた次第です。

平成27年ご挨拶

平成27年新春のお慶びを申し上げます。

政権交代して2年が経過しました。1年目「まず、原状回復」、2年目「大きく飛躍するための準備」とそれぞれ年頭に書かせていただきました。2年目までの仕上げとして昨年末には衆院選を行い“阻害要因”を排除し、概ね目的は達成したと思っています。

いよいよ3年目は「日本再生へ向けた飛躍」の年になります。第三次安倍内閣は『ホップ!ステップ!ジャンプ!』の最後『ジャンプ!』を担います。政権交代後、最も重要な年になることは言うまでもありません。

そして、その後に我が国は新たなステージへと舞台を移します…

本年、私は青年局長として、志を同じくする若い世代の力を結集し統一地方選挙を勝ち抜き、地方創生を後押しします。そして、自主憲法制定のため、まず「日本国憲法改正に向けた国民投票」を成功させるべく国民の皆様に丁寧に説明を始めます。

昨年の自然災害によって図らずも被災された皆様に衷心からご慰労申し上げ、【みのる日記】ご覧の皆様がそれぞれの持ち場で奮闘努力し所期の目的を達成していただくことを祈念いたしまして新年の挨拶とさせていただきます。

平成二十七年 元旦

自由民主党 青年局長

衆議院議員 木原 稔

『お台場新大陸』に対する協力

フジテレビ本社およびお台場・青海周辺エリア(PON地区、セントラル地区)で「お台場新大陸2014」が開催されています。

http://www.fujitv.co.jp/newworld/index.html

夏休み終盤にかけて、防衛省・自衛隊として以下のように装備品展示等の協力をさせていただいてます。

ご家族そろってご来場いただければ幸いです!

○陸上自衛隊 

 ・10式戦車の装備品展示

  ⇒8月21日(木)予定

○海上自衛隊

 ・東京音楽隊(三宅由佳莉3曹も登場!)

  ⇒8月27日(水)予定

○航空自衛隊

 ・地対空誘導弾ペトリオット(PAC3)の装備品展示

 ・ブルーインパルスJr

  ⇒8月26日(火)予定

○技術研究本部

 ・研究開発中の装備・模型

  ⇒8月21日(木)予定