貴乃花親方の改革

貴乃花親方は頑張っているのだろうか。

日本人最後の大横綱であった親方は、相撲界の常識を破って、若くして相撲協会の理事になりました。

「勉強して待っていれば将来は理事長になれる」「まだ若い。相撲界の慣例を壊しかねない」との批判も多かったように思います。

「若貴ブーム」以来、相撲界の凋落が激しい。横綱をはじめ強い力士は外国人ばかりでは止むを得ないだろう。テレビ中継で垣間見る館内の客席は、千秋楽でさえ空席が目立つ。

ベテランの親方衆も悪気はなかったと思います。しかし、「相撲界の伝統」を振りかざし、在任中の安泰ばかりを考え、年功序列だけに固執した理事会運営。相撲界の人気回復策については完全に無策でした。

「このままでは国技である相撲そのものがなくなる」そう考えた若い親方達が出てきてもおかしくない状況であったようです。

これからの相撲界を背負う貴乃花親方だからこそ、数年後に権力の座を手に入れるのではなく、手遅れになる前に一刻も早い改革に乗りだそうとしたことと推察されます。

「保守するために改革する」一見矛盾しているようですが、時代に合わせて変えていかなければ、伝統文化そのものが消滅してしまう。

余談ですが誕生日は同じ8月12日。「若手保守改革派」貴乃花親方の手腕に注目しています!

【写真】エコウィンハウスを開発し、「エコプロダクツ大賞国土交通大臣賞」はじめ3賞を受賞した村上尊信さんの受賞祝賀会に出席。

告知です

2月26日(金)20:00〜 ラジオ「くまもと天国」FM79.1に出演!

2月27日(土)16:00〜 「街頭演説」下通りパルコ前(予定)にて!

 

週末も、木原みのるの活動にご注目ください!

中山間地域農業の振興

現在まで、中山間地域の農家には「中山間地等直接支払い制度」という交付金を国から農家へ直接支払ってきました。

これは、耕作放棄地の解消と農業生産の維持を目的としたもので、所得を保障するものではありません。

今後もこの制度を続けるか、「農家の所得保障」という社会主義的な制度に切り替えていくか、それとも両方やるのか、議論が行われています。

いわゆる「中山間地域」とは、平地の周辺部から山間地に至るまとまった平坦な耕地の少ない地域、つまり林野率が高く耕地に劣る地域のことをいいます。日本は耕地面積、総農家数、農業産出額の約4割が中山間地域です。

確かに、日本の食料自給のことを考える場合、国土面積の7割が林野で平地が少ないという日本の地理的条件を考慮しなければなりません。「中山間地等直接支払い制度」は必要な制度だと思います。

しかし、ある農家の方からお手紙をいただきました。

「百姓の辛さは苦になりません。自給自足から出発して豊かになりました。そうなれば、朝は寝ておれず、昼は食を忘れ、夕には日暮れの早いのが残念になる。百姓を楽しむ人間にのみ与えられた天命であり、人生これ以上の幸福はありません。」

仕事に誇りを持って、辛い中にも楽しみを見つけながら頑張っているのはどの職業も同じです。額に汗して、また、知恵を出して頑張った人、失敗を恐れずリスクをとった人が報われる部分は残しておかねばならないと思います。

「中山間地等直接支払い制度」は継続しつつ、「農家の所得保障」については慎重に議論すべしと申し上げます。

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これからは動画で政策などを訴えていく予定です。

【写真】ある後援会の懇親会で次回への意気込みを語る!

謙虚に受け止める

長崎県知事選挙は大差の結果となりました。先の衆院選挙では4選挙区すべてで民主党が勝利するなど、当初は知事選挙でも民主党推薦候補者が圧倒的有利と言われていました。

その民主党推薦候補者の敗因を分析すると、

①「脱官僚」と言いながら元官僚の候補者

②応援に来た大臣・幹部クラスの「利益誘導型」演説に絶望した支援者

③締め付けが逆に反発となった業界団体

④「政治とカネ」の問題で信頼されてない政府与党

直近の民意と言えますが、投票率は約60%という低水準。

自民党への支持が回復したのではない事を肝に銘じなければなりません。

民主党も小沢氏の証人喚問に応じるなど自浄作用をみせてほしいものです。

政治への信頼を回復させる努力が双方に求められています。

【写真】陸上自衛隊のある部隊での記念行事にて。