台湾有事は日本の有事③

立法院では立法院長をはじめ各政党代表の立法委員(国会議員)との意見交換をしました。

また、日本工商会(台湾進出日本企業)から要望を聴取したり、在台湾日本マスメディアへの取材対応をするなど在留邦人とも会談しました。

在留邦人数は約2万4千人、観光客を含むと約5万人。「台湾有事」において、これら日本国民の脱出のタイミングや、日本政府の国民保護の対応が最大の関心事項です。

頼清徳(らい・せいとく)副総統とは、昨日に続き今日も2時間の懇談。副総統は熊本地震後に台南市長(当時)として義援金を届けに熊本に来てくれました。「くまモン」のピンバッジを着用(見にくい)してます!

「くまモン」ピンバッジを着用した頼清徳副総統
游錫堃(ゆう・しゃっこん)立法院長
各政党代表との意見交換後、写真撮影
日本マスメディア対応
日本工商会との意見交換
頼清徳副総統との2度目の懇談

台湾有事は日本の有事②

蔡英文総統、頼清徳副総統、呉釗燮外交部長(外相)、游錫堃立法委員長(議長)、朱立倫国民党主席(野党党首)など、政府・議会・政党の要人等と次々に会談しました。

両岸関係、大洋州島嶼情勢、半導体供給、日本産食品の輸出規制などテーマは多岐に渡りました。安全保障関係でこれほど踏み込んだ意見交換をしたのは初めてです。

日本と関係の深かった故李登輝元総統の逝去から1年。お墓のある「国軍示範公墓」を訪ねて墓前に献花しました。

蔡英文総統
古屋圭司会長と共に蔡英文総統と会談
頼清徳副総統
頼清徳氏は台南市長時代に熊本市を訪問
呉釗燮外交部長(中心)
游錫堃立法委員長
朱立倫国民党主席
李登輝元総統の墓前に献花

台湾有事は日本の有事①

日華議員懇談会の事務局長として、古屋圭司会長と2名で台湾を訪問しています。

行政院(日本の内閣に相当)では、蘇貞昌行政院長(首相)や邱國正国防部長(防衛相)など閣僚と会談しました。私からは、先日実施された「台湾有事シュミレーション」のシナリオについて説明し、日台の安全保障上の問題意識を共有したところです。

台湾日本交流協会の蘇嘉全会長や台湾高鉄の江耀宗理事長とは、台湾新幹線の車両増備問題等について話し合いました。

くまもと油田プロジェクト

世界初となる「高純度バイオディーゼル燃料(BDF)による移動式EV充電機」の発表会に参加しました。

BDFは家庭から出る天ぷら油等の廃油を精製して製造され、軽油の代わりにディーゼル車の燃料として使用できます。今回さらに一歩進めて、BDFを燃やした電力を蓄電し、電気自動車(EV)に充電できるようになりました。

しかも移動式なので災害時には非常用発電機としても使用できる優れもの。充電能力は「道の駅」にある高速充電機と同じです!

廃油の回収にご協力いただける「廃油スポット協力企業」が増えていくとよいですね。

終戦の日

令和4年「終戦の日」を迎えました。先の戦争終結から77年になります。

熊本県護国神社では「終戦の日」に合わせ『万国旗』を掲げて世界の平和を祈ります。

ご遺族をはじめ関係者の方々と共に、国に殉じられた御霊に感謝の誠を捧げました。