海上保安庁を国境警備省に

「事なかれ主義」が気にかかります。

政府(行政)だけではなく、マスメディア(報道)も国民(議員)も然りです。

一連の尖閣諸島事案は政府の「事なかれ主義」の結果であります。

昨年10月2日には有志による「中国の尖閣諸島侵略を糾弾する」デモが行なわれ、2,670名の国民が参加(主催者発表)しましたが、日本のマスメディアは一言も触れませんでした。海外メディアだけが世界に向けて報道していた姿は異常でした。

北方領土問題、竹島問題、北朝鮮拉致問題など、領土や主権の問題に多くの国民感情は冷めています。その結果として、選挙で選ばれる議員もこれらの問題に真剣に取り組む姿勢が表れません。

中国やロシアや朝鮮半島と争いの火種を起こさないように、相手の顔色ばかりを窺うのが「事なかれ主義」。自国の主張をしない「事なかれ主義」はかえって外交の場では争いの種となってしまうことがあります。それは歴史が物語っているところでもあります。

そこで日本の強い意思表示の表れとして、国土交通省の所管である海上保安庁を「国境警備省」として独立させてはどうでしょうか。名称を変えるだけでも国威発揚に役に立つと思います。長い海岸線を持つ島国日本の国境を守る単独の行政機関があってもおかしくありません。

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日米教科書事情

米国の小学校の授業を参観したことがあります。教科書が充実していることに驚かされました。

まず日本の教科書よりサイズが大きく重たい。表紙はハードカバーでページ数も多いために分厚い。内容は写真やイラストを多用して読みやすい。

最も大きな違いは、個人の所有ではないので教室に置いたままにされること。生徒が家と学校を持ち運ぶことを想定していません。改訂されるまで何年も使われます。

かたや日本の小学校の教科書は薄い。今は修正されつつある「ゆとり教育」の影響もありましたが、家庭と学校を持ち運びできることが前提なので分厚くできません。内容の充実に限界があるのがデメリットです。そのかわり、学校でも家でも学習塾でも自分の教科書で勉強することができるというメリットはあります。書き込みも自由です。

今、全米の小学校の現場でアップル社の「iPad」を活用しようとする動きが活発になっているそうです。教科書を電子書籍化して、iPadの大きな画面を家で見られるようにするというのです。すべての生徒が電子書籍化した充実した内容の教科書を使って自宅で勉強できるようになります。

さて、日本の教科書はどうすべきでしょうか。

日本の小学校の教科書も、内容を充実させた上で持ち運びが便利なように電子化するべきでしょうか。従来のように、薄くても直接教科書に触れて自筆で書き込みをしながら勉強するというオーソドックスなスタイルのままがよいでしょうか。

子供にとって指先の刺激が脳に与える影響や、書くことと覚えることの関連性など、科学的な検証を待ちたいと思います。

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謹賀新年2011

 

皆様へ

 

つつがなく新年をお迎えのこととお慶び申し上げます。

 

いつも「みのる日記」をご覧いただきありがとうございます。

おかげ様で激減するかと予測していたホームページへのアクセス数も好調のようです。また「問い合わせ」から多数の激励を頂戴しております事を重ねて御礼申し上げます。

 

昨年も後援会の配慮により、様々な政治活動の場を与えていただきましたことは日記の写真などでご承知の通りです。多くの方々に支えられ健康に健全に一年間を過ごすことができました。

 

夏の参議院選挙では熊本市選挙長を務め、一人区である熊本選挙区で勝利させていただきました。参議院「ねじれ」に貢献し、その後の国会運営によって政府のあまりに無謀な政策に歯止めをかけたことは昨年の意義ある出来事のひとつです。

 

ラジオへの出演(熊本シティエフエムFM79.1)は2年目に突入しました。『熊本天国』のパーソナリティ田中秀明さんをはじめ平六夢座スタッフの皆様には心から感謝しています。楽しい企画ができました(アーカイブでご覧になれます)。

 

さらに昨年は「Twitter」を始めました。新しいネットワークを通じて、私の何気ない日常の行動をお知らせすることで政治を身近に感じていただき、また皆様の政治に対する意識の向上と情報の正しい理解のお役に立てればと、気軽に「つぶやいて」おりますので是非登録してください。

アカウント(@kihara_minoru)です。

 

さて、今年はどのような年になるでしょうか。

 

昨年は、憲政史上最悪の首相であった鳩山由紀夫氏が早晩退陣しましたが将来に残した禍根は大きく、その後の菅直人首相も国家観のない方針を他国に見透かされ、特に外交や防衛の面で未熟さを露呈しています。

 

一昨年の選挙で私が掲げたスローガン『日本を守る』の意味をようやく理解していただけたかと思います。政権交代の功罪を見極めた有権者は、次の衆議院総選挙で何を基準に政党や候補者を選ぶのでしょうか。

 

日本と日本人の誇りを取り戻す為にこれからも正論を言い続けます。そのために政治の王道を歩むべく日夜精進してまいります。私自身が失うものはありません。

 

最後に、例年のことですが自宅や事務所にたくさんの年賀状をいただきます。誠にありがとうございます。公職選挙法により、選挙候補予定者は選挙区において季節のご挨拶を郵便等で出すことが制限されている旨をご了承願います。この場をお借りして深くお詫び致します。

 

平成二十三年 元旦

 

木原 稔

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お知らせ

木原みのる後援会事務所は下記の期間お休みさせていただきます。本年も大変お世話になりました。来年もよろしくお願いいたします。

平成22年12月30日〜平成23年1月3日


今年最後の日程は、19:00〜21:00 ラジオ出演FM79.1「みんなのラジオ」

テーマは、外交と防衛パート2『誰が日本を守るのか』

紅白歌合戦に負けるな?年の瀬にみっちり安全保障の議論を展開します!

【熊本天国】12月第4週は今年の総括。リスナーの質問に答えます!

【今年を振り返る】羽田空港国際線

今年10月21日、羽田空港(東京国際空港)に新しい国際線ターミナルがオープンしました。

国際線の定期便が復活するのは実に32年ぶりです。バンコクやシンガポール等のアジア路線を中心に、パリやサンフランシスコ等の欧米路線を合計すると、世界11カ国17都市と東京が結ばれました

新たに建設されたD滑走路によって、発着回数は年間37万1000回(国内線含む)に拡大しました。将来的には44万7000回まで増やすことが可能です。これでもまだ足りないのですが・・・。

手元に昭和14年8月26日の羽田空港の写真があります。

当時は「東京飛行場」と呼んでいたようです。日本発の世界一周飛行に向けて離陸する「ニッポン号」の見送りに滑走路に集まった人々は約3万人!当時はターミナルも無く、滑走路の脇で日の丸を振っています。ラジオの中継も入っている様子。

いつの時代にも、遠く海の向こうに広がる未知の世界は、国民の胸をときめかせてくれる何かがあるようです。

【写真】今年もずいぶん餅をついたな〜!

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