国の15兆円の補正予算を受けて、熊本県では801億円の補正予算を組むことが出来ました。多いのか少ないのか?参考に熊本県と同規模の県と比較してみました。熊本県(人口181万人)補正予算801億円、栃木県(201万人)220億円、岡山県(195万人)261億円、群馬県(202万人)485億円。ちなみに、福岡県(人口3倍)670億円、大阪府(人口4倍)900億円です。熊本県の補正予算は、人口比率日本一であることが判明!県選出与党国会議員と熊本県議会・熊本県との連携がうまく機能している証明です。
前衆議院議員
シュウギインカイサン
午前中に「両院議員懇談会」が開催。私は「両院議員総会」求める署名をしていました。理由は、①このまま総裁をはじめ党執行部が、地方選挙連敗の反省の弁を発しなければ党内の不満が増長し、総選挙に向けて一枚岩になれない。②総理の決意表明を生の声で党所属議員に聞いてもらう。国民に「逃げた」という印象を持たせない。→あくまでも党内の一致団結を目指すもので、「麻生降ろし」ではないことを明記しておきます。マスコミフルオープンにすることができれば、懇談会でも総会でも変わりなく、結果として開催できて良かったと思います。
13時に衆議院本会議が召集。議題は「小規模企業共済法改正法案」についてということでしたが、冒頭で事務総長が紫色の風呂敷に包まれた「衆議院解散の解散詔書」を開封し議長に提出。議長が「日本国憲法第7条により、衆議院を解散する」と宣言して退席。解散権は総理にあるものの、衆議院解散は天皇陛下の国事行為であることが「詔書」によって明確になっていました。5分間の短い本会議でしたが、4年間の様々な思いがよぎり、感慨深いものがありました。本日中に帰熊。
北朝鮮船舶検査法案の行方
私が所属する海賊・テロ特別委員会で審議され、衆議院本会議では可決した「北朝鮮特定貨物の検査等に関する特別措置法案」ですが、参議院に送付されましたが、民主党・社民党・共産党が審議拒否をしているため廃案になってしまいそうです。この法案は、国連安保理決議1874等の実効性を確保するためのもので、北朝鮮による拉致・核実験・ミサイル発射など一連の行為によって生じた我が国を含む国際社会の平和と安全に対する脅威の除去に資する法律になるはずでした。衆議院を通過したのは一週間前。参議院で審議する時間は十分合ったはずです。議論を聞いていると社民党・共産党は反対だったのでしょうが、民主党は最終的に賛成してくれる感触でしたが、結局は政争の具にしてしまいました。外交や防衛を党利党略で判断しているようでは、とても政権担当能力があるとは言いがたいです。明日解散するのはいいけれど、この法律は通しておきたかった・・・本当に困りました・・・。

