消費者庁?

●昨年を表す漢字は「偽」でした。耐震偽装や賞味期限改ざんなど、弱い立場である消費者の安心・安全を脅かす事件が続発しました。これまでは各業界の監督官庁にしても、消費者保護よりも産業の育成を重視する傾向がありました。昨年末、自民党内では「消費者問題調査会」を発足させ対策を検討に入っています。福田総理も年頭所感において、「生活者・消費者が主役となる社会」へのスタートを表明しました。具体的には、各省庁の60以上の部局に分散している消費者行政の一元化を行います。『消費者庁』創設がいいのかどうかこれから議論しますが、どの行政機関に訴えたらいいのかという不安を払拭し、たらい回しや責任転嫁をさせない仕組みを作ってまいります。

     今日も『どんどや』に参加

●熊本空港 ⇒ 羽田空港

熱弁

●蒲島郁夫さんとの意見交換会を開催しました。実は初めてお会いしたのですが、第一印象は見た目によらず?ソフトな感じで、教授らしく話が分かりやすいということです。熱弁を聞かせていただきました。

     

●「熊本県隊友会 新年の集い」に出席。「日本リーグ女子ハンドボール 熊本大会 オムロン対広島メイプルレッズ」を観戦。ご存知の通り、ナショナルチームは北京五輪ハンドボール予選の再試合が決定し、男子・女子ともに注目を集めています。女子は山鹿を本拠地に持つオムロンが多くの日本代表選手を輩出しています。応援よろしくお願いします!

     

文化継承

●この連休中、各校区や地域での共通の行事が「どんどや」です。日本各地で行なわれる小正月(1月15日)の火祭りです。どんどやの由来をご覧下さい。もともと神事として神社で行うものですが、熊本は自治会の行事として文化が継承されているようです。

       

57年ぶり

●57年ぶりの衆議院再議決が行われました。歴史的な瞬間です。「テロ対策海上阻止活動に対する補給支援活動の実施に関する特別措置法案」いわゆる「新テロ特措法」を可決しました。出席議員:473名(316票で3分の2)、賛成(白票):340票、反対(青票):133票でした。確かに、この法律はベストとは言えません。しかし、現行憲法の枠組みの中で、世界各国から理解される日本の国際貢献を模索する必要がありました。国際貢献の上に国際社会からの信頼があり、その信頼の上に貿易や金融取引等が行われます。その結果、国民の日々の暮らしが成り立っているのです。後世ではすべての国民の皆様から理解されるものと確信しています。

●羽田空港 ⇒ 熊本空港

話題

●日中は熊本に滞在し、挨拶回りと複数の新年会への出席。皆様方との話題の中心は、①熊本県知事選挙の展望 ②衆議院解散総選挙の時期 ③会期末での新テロ特措法の行方 ④ガソリンの高騰 ⑤今年の景気、ほぼこれらに集約されるようです。熊本での世相が伺えます。

 ③の話題でもある「新テロ特措法」の衆議院での再議決のため最終便で上京しました。参議院では民主党案も否決されたとのこと。野党も足並みが揃っていないようです。政権与党として、しっかりと現実を踏まえ、テロ根絶・シーレーン確保・世界各国からの信頼回復という観点から粛々と採決を行って参ります。