国会議員連盟「日華議員懇談会」は日本・台湾・米国それぞれの国会議員らによる安全保障に関する「第2回 戦略対話」をオンラインで開催しました。
昨年の第1回には故・安倍晋三先生にも参加していただいてます。
今回の協議では台湾有事について具体的なシナリオを設定してケース・スタディを実施しました。シナリオは、ニューヨーク発タイペイ行の中華航空を中国共産党軍が「軍事演習のための飛行禁止空域を通過した」と主張して撃ち落としてしまう事態です。
実際に今年8月、米国ペロシ下院議長の台湾訪問に反発して、中国共産党軍は台湾の周辺海域で大規模な軍事演習を実施しています。
米国トランプ政権で大統領補佐官(国家安全保障担当)を務めたマクマスター氏は、2024年の台湾総統選後や米国大統領選にあわせて台湾有事は起こり得ると発言しました。
偶発的であれ意図的なであれ、台湾海峡の緊張が瞬間的に高まった時に、事態をエスカレーションさせないよう冷静に対応する必要を感じたところです。