上京。「自民党 青年部・青年局・女性局 合同全国大会」に出席しました。明日は「自民党 全国大会」。土日に開催されるのは「異例」とのことです。「ねじれ国会」においては、各種法案成立のために再議決に要する「60日」を確保しなければなりません。土日開催は、平日の審議時間を確保するために仕方ないという理由らしいのですが、一般人が考えれば、政党行事は国会が休みの日にやることの方が自然でしょう。
写真は地元での新年会の様子。
政府による総額75兆円規模の「緊急対策」は評価をしていますが、多くはセーフティーネット貸付等の緊急対策と生活支援策であり、雇用創出に寄与するなど新たな内需拡大策は2兆円程度だと分析しました。当初予測を超える経済や雇用の一層の悪化見通しを踏まえれば、21年度予算成立後の補正予算編成では対応が遅いかもしれません。そこで、21年度当初予算に当面「真水10兆円」の別枠予算ないしは予備費積み増しを行い、内需拡大や雇用創出を図る施策を提案しました。 詳しくは、「速やかな政策実現を求める有志議員の会」ホームページをご覧下さい。
夕方18時に開会した衆議院本会議において、平成20年度第二次補正予算が可決されました。自民党・公明党・無所属議員数名が賛成、共産党が反対。民主党と社民党は退席(採決拒否)。渡辺善美議員と自民党議員1名も退席。退席した自民党議員には、党本部から一定の処分が下されるとのことです。「退席」は、「賛成ではないので反対したい、だけど事情があって反対もしない」という複雑な意思表示と言われています(賛成>退席≧反対)。その意味では共産党だけが確かな野党と言えます。そういえば、「改正国籍法」の採決では、与党に数人の退席者がいたにもかかわらず、何の処分もなかったなぁ。ある議員は、「これまでに10回以上造反したが、何の処分もない」と豪語しています。造反行為に基づく処分には、明確なルールが無いようです。法案の重要性や注目度が関係してくるのでしょうか。「政党政治」と「党議拘束」について考えさせられる日でした。