仏国フリゲート艦「ロレーヌ」が寄港

フランス海軍のフリゲート艦「ロレーヌ」が日本に寄港しました。フィリップ・セトン在日仏国大使からの招待で寄港式典に参加し、その後、艦長から主要装備の説明がありました。

ロレーヌは2022年11月に就役したばかりの最新鋭の多機能艦で、展開する中心地域は太平洋とのことです。主武装はVLS(垂直発射装置)射出式の対空ミサイル、対艦ミサイル、連装魚雷発射管などで、艦載ヘリコプター1機の搭載・運用能力も有しています。

今後は「自由で開かれたインド太平洋」の実現に向けて、我が国や米国など価値感を共有する戦略的パートナーと交流する予定です。海上自衛隊とフランス海軍との相互運用・相互理解が益々進むことを期待します。

義烈空挺隊出撃78周年慰霊祭

「義烈空挺隊慰霊碑」御前で尊い犠牲を捧げられた皆様に感謝と崇敬を捧げました。

空挺作戦とは、本来は地上部隊と提携し、最終的に帰還することが前提です。その点で「特攻」とは作戦の本質が異なります。しかし、当時の空挺作戦は地上部隊との連携が困難な状況にあり、隊員に決死の覚悟が求められた点では「特攻」と同じでした。

義烈空挺隊の沖縄本島への壮絶なる突入は内外に大きな衝撃を与えました。甚大な損害を受けた米軍は我が軍の忠烈の凄まじさに畏怖の念を強くしたようです。

現在の日本の平和と繁栄が尊い犠牲の上にあることを忘れてはなりません。持てる力を全て出し尽くして散華された隊員の勇姿を永く後世に伝えることは我々の使命です。

陸上自衛隊健軍駐屯地内の「義烈空挺隊慰霊碑」は所在部隊が交代で管理しているところ。現職隊員各位にも感謝致します。

北朝鮮に対する日本独自の制裁を延長

我が国は北朝鮮に対して全ての拉致被害者の帰国を強く求めているが、未だ解決に至らず。

また、近年、北朝鮮は「極超音速ミサイル」と称するものや変則軌道で飛翔可能なSRBMなどを立て続けに発射し、その態様も鉄道発射型や潜水艦発射型など多様化。加えて、ICBM級を含め、かつてない高い頻度でミサイル発射を執拗に繰り返し、国際社会に対する挑発を一方的にエスカレートしている。

さらに、北朝鮮は核を絶対に放棄しない旨を表明し、核兵器の小型・軽量化や戦術兵器化のさらなる発展など、武力紛争において対処可能な手段を獲得したと宣言。従前よりも一層重大かつ差し迫った脅威となっている。

そこで、政府は「特定船舶の入港の禁止に関する特別措置法」を二年延長し、北朝鮮に寄港した全ての船舶の入港を引き続き禁止することとした。加えて、「外国為替及び外国貿易法」も二年延長し、北朝鮮を仕向地とする貨物の輸出及び北朝鮮を原産地又は船積地域とする貨物の輸入につき、引き続き承認義務を課することとした。

本日は、衆議院本会議において、国土交通委員長として「特定船舶の入港の禁止に関する特別措置法」の延長承認を求め、全会一致(れいわ新選組は棄権)で「承認」となった。


参議院先議

予算や法律は衆参両院で可決したときに成立しますが、憲法第60条の規定により予算案は衆議院から先に審議しなければなりません。

しかし、法律案に関しては、衆議院から先に審議しても、参議院から先に審議しても良いことになっています。慣例により、ほとんどの法律案は衆議院で先に審議に入りますが、国会日程を効率よく使う為に、一部の法律案は参議院で先に審議します。

この日は参議院先議の「気象業務法及び水防法の改正案」が衆議院で可決され“成立”しました。「法律案」から「法律」となる瞬間です。

衆議院国土交通委員会での審査の経過と結果を報告しました。

《衆議院TVインターネット審議中継》https://www.shugiintv.go.jp/jp/index.php?ex=VL&deli_id=54624&media_type=

台湾高鉄の車両更新

紆余曲折ありましたが、現在、日本型新幹線(JR東海)を採用している台湾高鉄は、引き続き日本製車両とシステム(日立・東芝)を更新することに合意しました!

本日、契約署名式が行われ日華議員懇談会事務局長として立ち会いました。