駐日英国大使による表敬

防衛大臣室にて、駐日英国大使館ジュリア・ロングボトム特命全権大使による表敬を受けました。

2013年、私が防衛大臣政務官の時に、公使として勤務していたロングボトム氏と、これからの安全保障分野における日英関係について、壮大な“青写真”を描いたこと等、思い出話に花が咲きました。

それから10年の間に、日英2プラス2、日英ACSA締結、日英陸軍種共同訓練、空母クイーン・エリザベス打撃群の寄港、日英RAA締結、次期戦闘機の共同開発など日英防衛協力は飛躍的に進展しています。

“青写真”の多くは現実のものとなり、我が国と英国は安全保障分野において極めて緊密なものとなりました!これからも日英関係を一層強化するため、様々な分野で連携を進めていきたいと伝えたところです。

航空自衛隊の初度視察

航空自衛隊の「初度視察」として横田基地の航空総隊司令部にて、周辺空域の監視状況について報告を受けました。

複雑化、高度化する空からの脅威への対処には宇宙領域を活用した情報収集、通信、測位の機能向上が極めて重要となります。訓示では厳しい任務に当たる隊員に敬意を表すとともに、わが国領空を断固として守り抜く覚悟を示しました。

ハドソン研究所で講演

米国時間10月5日 午前9:00

日本部長のケネス・ワインスタイン博士をはじめ研究員の皆さんと意見交換の後、急遽ですが、会員を対象に講演することになりました。

日本を取り巻く複雑な地域情勢や厳しい安全保障環境を踏まえて、我が国は防衛力を抜本的に強化すること。また、今後の日米防衛協力を更に推進するためには、政府間での取組に加えて、両国の国民の理解と支持が不可欠であること等を話しました。

オースティン国防長官と会談

米国時間10月4日 午後1:10

米国国防総省(ペンタゴン)を訪問。オースティン国防長官と防衛相会談を行いました。オースティン長官と会うのは2回目。前回は2021年3月、ブリンケン国務長官とともに菅総理(当時)を表敬に来られた際に総理官邸で出迎えて以来です。

先週の電話会談での結果を踏まえながら、安全保障情勢や日米同盟の強化に係るさらに幅広い事柄について、具体的かつ率直な議論ができたことは大変有意義でした。

我が国の防衛力の抜本的強化に向けた取組に対して強い支持が示されたほか、改めて米国の拡大抑止のコミットメントが揺るぎない旨の発言は、心強く感じています。

トマホーク調達についても、会談において私が申し上げたことにより、早期取得に向けた手続きが進むことになりました。今後は米国政府において議会承認の手続きがとられることになります。

約1時間の短い会談でしたが、議論を通じてオースティン長官の誠実なお人柄に触れながら、信頼関係を築くことができたと感じています。