司法書士制度150周年

「司法書士制度推進議員連盟」を代表して記念式典に参加し、会長の祝辞を代読しました。

さかのぼること明治5年に「代書人」として規定され、その後「司法代書人」、そして「司法書士」と名称を変えながら、150年という歴史を積み重ねてこられました。

議員連盟としては、令和元年に司法書士法を改正し、第1条に「法律の専門家として、国民の権利を擁護し、自由かつ公正な社会の形成に寄与する」ことが司法書士の使命だあるとの明確な規律を定めました。今年5月には、民事裁判のIT化を可能とするべく民事訴訟法を改正しました。

弁護士・司法書士の訴訟代理人についてはオンライン申請が義務化となりましたが、本人訴訟の当事者は任意のままです。本人訴訟率が極めて高い我が国においては、本人訴訟のサポートこそが、司法のデジタル化を推進するポイントとなります。

これからも司法書士の皆様の活躍に大きな期待を寄せています。

国産航空機の開発事業を終わらせない

残念ながら、国産航空機「三菱スペースジェット」は事実上の開発凍結状態となっています。

このままでは国産航空機の開発事業は終わる。

少なくとも日本全国に点在する航空機部品製造技術を維持していくためにはどうすればよいかをずっと考えながら、ボーイング社と対話してきました。

本日、経済産業省とボーイング社は、日本の航空機産業の存続とボーイング社の航空機の競争力強化のため、次世代航空機の開発に向けた協力文書に合意しました。

特にサスティナビリティ分野を共同で強化します。具体的にはボーイング社は「ボーイング・リサーチ&テクノロジー日本センター」を日本に開設し、電動化技術や水素関連技術などの技術分野を日本と協力し実用化を目指していきます。

将来に向けて、決して諦めない。

第21回ぎんなんボウル

「銀杏(ぎんなん)ボウル」とは、熊本市アメリカンフットボール協会(山崎友裕会長)が主催するアメフトのイベント。今回初めてお招きいただきました。

今年は、熊本県内唯一の社会人チーム「熊本マーベリックス」と大学生の連合チーム「熊本大学アウトローズ+佐賀大学トムキャッツ」との対戦。

私は学生時代以来のアメフト観戦でしたが、組織的な肉弾戦はスタンドで観ると大変面白く、ルールも比較的単純ですので初心者でも楽しめます!

県内には様々な社会人スポーツやプロスポーツがありますが、「熊本をアメフトで元気にする」を掲げる熊本マーベリックスをはじめアメフトにも皆さんの関心をいただけたら幸いです。

初の国産コロナワクチン実用化に向けて

KMバイオロジクス株式会社の菊池研究所を視察しました。これまでもバイオテクノロジーの拠点として様々な先端技術を生み出しています。

ここで開発中の新型コロナワクチンが注目されています。現在国内で実用化されているものとは異なり、ウイルスの毒性をなくした「不活化ワクチン」というタイプで日本の伝統的ワクチンと言えます。

発熱やけん怠感などの副反応が日常生活に影響が出るレベルで報告されたのは約0.1%で、インフルエンザワクチンと同じ程度の安全性が確認できているため、若い世代の接種率向上が期待できます。

谷垣禎一先生との再会

元自民党総裁の谷垣禎一先生と久しぶりにお会いする機会をいただきました。

谷垣先生は、6年前の自民党幹事長時代に趣味のサイクリング中に転倒し頸髄損傷となり、その後、惜しまれながら政界引退となられました。

熊本市で長江眼鏡店を営んでいる長江浩史社長も同じく自転車による事故で頸髄損傷となりました。是非とも谷垣先生に直接お会いして、ご指導を賜りたいとの申し出があり、実現したものです。