茶を淹れる

 今、先進国では緑茶が人気です。健康志向からの機能的側面だけでなく、茶道や煎茶道など文化的側面にも注目が集まっています。日本が世界に誇る文化だと言えます。一方、会議の場ではペットボトル緑茶を頻繁に飲みます。冷蔵庫にペットボトル緑茶を常備している一般家庭も多く、急須が無い家庭も増えているとのことです。緑茶の良さを普及して需要を増やしたい、CO2削減を推進したい、両立は大変難しいことです。家族団欒の食卓でお茶を淹れて飲む、学校給食で米飯とともにお茶を淹れて飲む、「茶文化」を通じて日本人の美徳を養う運動の支援をしたいと思います。そもそも「茶を淹れる」の「淹れる」は常用外漢字になっています。「入れる」では意味が分かりませんね。

日本青年会議所茶業部会の皆さんが石破農水大臣に要望。 

本格始動

 昨夜上京。朝から衆議院農林水産委員会に出席。衆議院では各委員会が本格的に始動しました。平成21年度予算策定に向けた自民党税制調査会もスタートです。各種業界団体の税制要望・予算要望も本格化してきました。現実的に、しばらく解散は出来ないでしょう。明日は終日、衆議院外務委員会で一般質疑が行われます。

段山古戦場跡

 「西南の役」の主戦場で有名なのは田原坂と城山ですが、勝敗の分岐点になったのが段山(ダニヤマ:熊本市)です。昭和52年から毎年11月10日に行われている『段山薩軍戦没者慰霊祭』に参加しました。段山古戦場跡(島崎)にある慰霊塔の前で、岳林寺住職による読経の中、戦没者を追悼しました。

体調管理

 週末は、いつものように複数の行事に参加しつつ、合間を縫って分刻みでの挨拶回りです。最近は特によく歩くので自然に体重が落ちてきました。朝夕は冷え込みますが、昼間は暖かいので体調管理が難しい季節です。風邪に気をつけましょう。

 「第17回 Mind Harmony Concert(くまもと障がい者音楽祭)」を訪ねました。

100年に一度

 今週2度目の上京から帰熊。永田町の解散風は止んでしまった様子でした。熊本市内を歩いてみても、聞こえてくる声は、「株安、円高の影響が心配」「年末・年度末の資金繰りが大変」「景気をどうにかしてほしい」「ボーナスが出るかどうか心配」「自分の会社は大丈夫だろうか」。つまり、「選挙どころではない」というのが国民の本音のようです。世論調査でも同じような結果になると思います。「100年に一度」とも言われる危機に際して、しばらくは政治空白をつくることなく、経済政策を出していくことが求められているように感じます。