開き直り

小沢幹事長の疑惑に関する総理の発言。新聞で記事を読んで驚きました。

「私自身の問題(偽装献金や脱税疑惑)もあったが、総選挙の前から出ていた話であり、こういう問題があるにもかかわらず、民主党を国民の皆さんの多くが選んだ・・・」

この発言は、衆議院選挙の勝利によって総理自身と小沢幹事長の「政治とカネ」の問題を正当化し終結させたい趣旨だと分析します。本当にそうなのでしょうか。選挙の時よりも多くの事実が開示されて、大きく状況が変わっていませんか。

他に問題は山積しています。国会の予算委員会では経済対策や外交問題など建設的な議論を迅速にすべきだと思います。そういう声があるのも事実です。しかし今回の「政治とカネの問題」、既に皆さんは納得できていますか?国会で追及する必要はありませんか?

前原国交相だけが当然の発言をされていました。

「公共事業で政治家に多額のお金がわたることは、キックバックのような話なので許されざること・・・」

私は予算や政策の話をする前に、まず政治家の襟を正すべきだと思います。大事な予算委員会で国益の為の予算ではなく、私利私欲の為の予算が組まれてしまう可能性があるからです。

【写真】次回のFM79.1「熊本天国」は、1月22日(金)20:00から。

  

淡い期待が・・・

民主党小沢幹事長の秘書だった現職の国会議員が逮捕されました。石川衆議院議員は石川容疑者になりました。

【日本国憲法第五十条 両議院の議員は、法律の定める場合を除いては、国会の会期中逮捕されず、会期前に逮捕された議員は、その議院の要求があれば、会期中これを釈放しなければならない。】

来週18日からの通常国会前のギリギリのタイミング。逮捕は予想できていました。身柄の拘束は証拠隠滅や逃亡の恐れがある場合に限られます。関係者によると、石川容疑者は既にあらゆる物証を消失させたとの事。少し遅かったのかも知れません。議員辞職は避けられません。

しかし、本丸は石川容疑者ではないことは明白。マニフェスト=政権公約の不履行により、次回から「マニフェスト選挙」が形骸化してしまうことになった罪と同等に、今回の「政治とカネ」の問題により、国民の政治不信が増幅してしまう罪は相当に重い。

地元を歩いていると、国民の「淡い期待」が「小さな失望」に変わっていく様子が手に取るようにわかります。残念ながら、その「小さな失望」は「大きな怒り」に変わっていくのでしょう・・・。

信教の自由

「キリスト教は排他的で独善的な宗教。これを背景とした欧米社会は行き詰まっている。キリスト教よりましだが、イスラム教も排他的」と断じたのは、政権与党の民主党小沢幹事長でした。高野山で仏教会と会談後の会見でした。

「これはまずい」と思って、海外の各メディアの反応を調べてみたところ、「キリスト教と欧米批判」としてかなり大きく報じられていました。特に米国では普天間基地移設問題と相まって、現在でも深刻な事態だと捉えられています。

私はクリスチャンではありませんがフォローをしなくてはなりません。11月27日産経新聞では、作家の曽野綾子氏(クリスチャンとは知りませんでした)が「不勉強な宗教批判を謹んで」と題して「キリスト教の排他性」への反証を試みているのでご参考に願います。

特定の宗教宗派を持ち上げたり批判したりすることは、「思想信条の自由」「信教の自由」にかかわります。それを政府与党の中枢にいて要職にある人物が軽々しく発言することは謹んでもらいたいものです。

明らかに「信教の自由」を奪っているのは中国共産党です。チベット人やウイグル人の仏教信仰を弾圧していることを小沢氏はどう思っているのでしょうか。民主党国会議員150名を引き連れて、にこやかに「中国共産党詣で」を行った感覚が理解できません。

【写真】木原みのる事務所では地元の健軍神社に新年詣で。「スマイル号」も御祓いしていただきました。

  

無病息災をお祈りします

三連休の最終日。各校区や町内で「どんどや」が行われました。毎年恒例ですが、今年はインフルエンザの子どもが多く中止になった会場も多数ありました。

どんどやの煙を浴びて、残り火で焼いた餅を食べて、温めた酒を飲んで、今年一年の無病息災をお祈りしました。

Somethig Borrow

木原みのる後援会事務所の後藤啓眞君と明子さんの結婚披露宴に出席しました。「新郎の上司?」と紹介されての来賓挨拶。

新婦のウェディングドレスは、13年前に家内が着用したもの。この習慣は、古代イスラエルから伝わった「サムシング・ボロー(something borrow)」と言われます。隣人愛の象徴で、親しい人が結婚式で使った衣装などを身に付けてその幸福にあやかるということらしいです。温かい披露宴でした。おめでとう!

披露宴の模様はネットで映像配信されています。