国益最優先で

 渡辺喜美先生の話を聞きました。本当にこのまま一人で離党してしまうのでしょうか。喜美さんと共に貸金業制度改革や公務員制度改革の仕事をさせていただきました。公務員制度改革については、まだ道半ばです。夜は『九州国会議員の会新年会』に参加。麻生総理も参加されました。山崎拓会長から「国難から脱するために、九州出身の同志で力を合わせて頑張ろう」と挨拶がありました。そうです、今は国民も議員も行政も一致団結して、世界に後れを取らないように、日本復興の政策を実現していくべきです。その後の党改革など衆議院選挙にむけて本当の出番がやってくると思います。

     

仕事はじめ

11:00 自民党新年仕事はじめ

11:30 自民党両院議員総会

11:45 自民党代議士会

12:00 衆議院本会議(国会召集、議席の指定など)

13:00 第171回国会開会式(参議院議場にて天皇陛下の御言葉)

14:00 衆議院本会議(財務大臣による補正予算演説)

  熊本日日新聞 1月5日朝刊

初練習

 新年挨拶まわりの合間を縫って、新聞社の取材を受けたり、母校ハンドボール部の初練習に行って現役生を激励したり。男子チームも女子チームも、今年の目標は「高校総体県大会で優勝」だとハッキリ言ってくれました!

 早くも明日から通常国会が始まります。高校生に元気をもらって上京。

    

昨年の二次補正提出は不可能

 挨拶まわりをしていて、もっとも多い質問は「景気対策が大切と言いながら、昨年、二次補正予算を提出し成立させなかったのは何故ですか?」というものです。テレビのコメンテーターもこぞって批判していました。提出しなかったのではなく、出来なかったという事実は、ほとんど報道されませんでしたので、国民が正しい理解ができていないのも当然です。

 仮に、二次補正予算を12月1日に提出していたとシュミレーションします。予算は衆議院の議決が優先されますから、議決後30日が経過すれば、参議院の議決にかかわらず自動的に成立します。従って、年内の成立は可能だったように思えます(予算委員会の審議をすっとばしての強行採決が条件)。

 しかし、予算には財源が必要です。この財源を担保する「予算関連法」を成立させるには衆参両院の議決が必要なのです。参議院で否決をすれば、衆議院での再議決が可能ですが、参議院で採決をしない場合には、60日経過してようやく否決したとみなされ、衆議院での再議決が可能になります(当然、再議決も強行採決になったでしょう)。つまり、12月1日に二次補正予算を提出し、直ちに衆議院で可決したとしてもが、再議決は最短で1月30日となります。昨年内の予算成立と執行は無理だったいうことになります。

 さらに、再議決の為に、臨時国会の会期を1月30日以降まで延長することが必要ですが、通常国会は毎年1月中に開催することが国会法で決まっているので、1月31日には必ず通常国会を開会しなければなりません。現実には衆議院の予算委員会での審議をとばすことはできないとなれば、成立は物理的に不可能となり二次補正予算案は廃案になっていたところでした。

 民主党をはじめ野党が、二次補正予算成立に全面協力するのであれば、成立は可能でした。しかし、「政策より政局」の民主党が全面協力してくれる可能性は限りなく無かったことは周知の事実です。この為、内閣は二次補正予算の12月提出を断念し、異例の1月5日に通常国会を召集し、早々に提出するしか選択肢はなかったのです。

 「みのる日記」を御覧の賢明な皆様には理解していただけたと思います。

元気があれば何でもできる

 5日から通常国会が始まるため、元旦からご挨拶まわりをさせていただいております。年も明けたので心機一転、顔を上げて、胸を張って、前向きに、笑顔で、元気に頑張っていきましょう!