●早朝から「辻立ち」のあと、ゲートボール大会の開会式へ。元気な老人会の皆さん方から励ましの言葉をいただきました。上京して、「林田たけし君を囲む会」の司会を担当。今週で通常国会の会期末を迎えますが、延長の可能性も・・・。
本末転倒
●早朝から清掃活動。 いつも飲み歩いている夜の街も、朝は静かで新しい発見があります。「自分達の街は、自分達で守る」ことが基本です。
●行き過ぎた規制緩和や無節操な自由競争によって得をする人はいません。例えばタクシー。新規参入自由化によって台数が増えて、ドライバーの給与が下がる。給与が下がれば、質が低下する。ドライバーの質が低下すれば、サービスも低下し、交通事故は増加する。ドライバーの最低賃金を守るために運賃が値上がりする。加えて、過当競争によって客待ちがタクシーが街に溢れて、排気ガス(温室効果ガス)も増加する。利用者の為の規制緩和でしたが、本末転倒な事態です。このような業界の実情や現場の意見を聴取して参ります。
米粉が脚光
●食料自給率の向上と、小麦価格の世界的な高騰で見直されつつある米粉に熱い視線が注がれています。スターバックスコーヒーでは米粉を使った「ロールケーキ」が販売されて好評です。今日は、山鹿市鹿本町「水辺プラザかもと 『パン工房かんぱーにゅ』」の米粉パンをいただきました。小麦より重量感があり、しっとり、もっちりとした食感が心地よく、とても美味しいです。来週は、米粉振興のための議員連盟立ち上げに参加しようと思います。
先住民族
●8時から党部会。人権擁護に関するいわゆる『太田私案』について議論をしました。そもそも誰の為の何の為の法律かという域をでません。賛成意見はごく僅か。しかも発言者は言わされている感。私も含めて反対意見が大勢。このまま党内承認することは有り得ません。党国会対策委員会の後、衆議院決算行政監視委員会。総理も出席してのテレビ中継。18年度決算についての議論。13時から衆議院本会議では、北海道のアイヌ民族を先住民族とすることを求める決議を全会一致で行いました。夕方の便で帰熊。
株式市場の停滞
●日本企業は、大手を中心に業績が回復していることは事実です。しかし、人件費の増加(給与アップ)までは踏み切れていないので、個人所得は上がっていません。また、中小零細企業までには届いていません。個人金融資産は、全体で1400兆円あるにもかかわらず、一般個人は豊かになったと感じることは少ないようです。なぜでしょうか。ひとつは、先行き不安。もうひとつは、株式の機能不全だと思います。
今の日本市場では、「持ち合い」や「過度の買収防衛」など株式市場の機能を弱らせる行為が横行しています。外国人投資家は、こうした現状に疑問を持ち、日本市場への投資を控えました。その結果、日本の株価は実力以上に下がってしまったと分析しています。つまり、日本市場の低迷の要因は、明らかにガバナンス(統治)です。
いつくかの打開策のひとつとして、公的年金をはじめ政府資産の運用改革を推進したいと考えています。現在の運用担当者(役人の天下り)は、リスクを極端に恐れます(評価の減点方式)。また人事異動で定期的に交代するので、消極的な運用(事なかれ主義)になってしまいます。インセンティブ(成功報酬)もないので当然でしょう。この際、プロの運用担当者を雇用します。そうすることによって、日本市場はダイナミックで規律がある市場であることを国内外に伝えることができるはずです。

